様々なミツバチ(蜜蜂)の歴史

ミツバチ(蜜蜂)の歴史などについて調べてみました。

洞窟や洞穴で描かれていたミツバチ(蜜蜂)

ミツバチ(蜜蜂)を人類が崇めると共にハチミツ(蜂蜜)の甘さに惹かれた歴史は本当に古いです。
スペインにあるバレンシア地方のスパイダー洞穴に描かれた壁画は、6000年以上も前に描かれたといわれており、人が野生のハチ(蜂)の巣をめざしている姿がはっきり刻まれています。
また、6000年以上も前には、人類が花粉の魅力を知ったといわれています。

そして、ネアンデルタール人のものであると思われている遣跡の洞穴式住居は中近東で発見されましたが、その住居で多くの花粉が見つかっています。

野生の花から採取したものか、ミツバチ(蜜蜂)の巣から採ってきたものなのか、定かではないですが、ネアンデルタール人たちは花粉を愛用していたということには間違いありません。

神話の中のミツバチ(蜜蜂)

北欧の神話では、ミツバチ(蜜蜂)のパンとハチミツ(蜂蜜)が、神々の永遠の生の秘密である食べ物であると伝えられています。
ミツバチ(蜜蜂)のパンとは、ミツバチ(蜜蜂)がダンゴ状に固めて巣に持ち帰る花粉のことです。

古代インドとミツバチ(蜜蜂)

ミツバチ(蜜蜂)は、神の聖なる友と古代インドで考えられていました。
また、聖書の編纂に携わった人たちは、ミツバチ(蜜蜂)が群れを維持する営みを崇めるとともに、称えられていました。

ナポレオン・ボナパルトの紋章とミツバチ(蜜蜂)

フランスの英雄ナポレオンの紋章で有名なのは、鷹が有名ですが、もうひとつ紋章がありました。
それは、ミツバチ(蜜蜂)が使われている紋章です。
ナポレオンは、ミツバチ(蜜蜂)の組織構成に自国の国家構成の理想をみて、ミツバチ(蜜蜂)を紋章にしたといいます。
また、臣下が戦いで功績をあげると、ナポレオンはミツバチの加紋章を与えていたそうです。

古代エジプトとミツバチ(蜜蜂)

古代エジプト王権の文様は百合の花ですが、ミツバチ(蜜蜂)を象徴的文様とした勢力が強大な王権の中にあったということも伝えられています。

ブルガリアとミツバチ(蜜蜂)

ブルガリア人の長寿の秘密は、毎日ヨーグルトを食べることにあるといわれていますが、ブルガリア人はハチミツ(蜂蜜)やローヤルゼリー、花粉を好んで摂取しており、これが長寿の源ではないかという考え方が有力になってきています。

その他の国とミツバチ(蜜蜂)

ハワイに住んでいる原住民は、花粉を若さと健康の使者と呼んでおり、重用しています。
また、花粉を食べる習慣が古くからポリネシアの原住民たちにはありました。

旧ソビエト連邦政府は、国内の長寿の人たちについて様々な方向性から調査を行いました。
その結果、彼らの大半がミツバチ(蜜蜂)を飼っており、ハチミツ(蜂蜜)を常用していることがわかりました。

今後も進められているハチミツ(蜂蜜)の研究

どのような長寿の秘密が隠されているのか、またどのような新しい効果があるのか、ミツバチ(蜜蜂)の研究は進められています。
花粉はいわば植物の精子で、持続的な生命の力を秘めているのではないかと私たち人類としてみていたと思います。
もし、そうだったら、花粉を媒介し、食料であるミツバチ(蜜蜂)が作り出す物質にも同様な生命の力があるのではないかと考えるのは当然かもしれません。

FLP(フォーエバーリビングプロダクツ)の試み

FLP(フォーエバーリビングプロダクツ)社は、先人たちの教えを引き継ぎながら、世界中の人たちの健康と免疫力強化に役立つ自然食品であるミツバチ(蜜蜂)の研究と製品開発に着手しています。